悪質な不用品回収業者の見分け方を確認

不用品回収業者の安易な利用には注意が必要です。悪質業者も中には存在し、被害に見舞われてしまうケースも少なくないからです。危険な業者の見分け方ですが、まず必要な許可を得て営業を行っているのかを確認してみましょう。一般家庭から廃棄物を回収するには、一般廃棄物収集運搬業許可が必要ですが、中には許可を得ずして営業を行う業者も存在します。 違法に営業を行っている可能性が高く、回収がされた不用品も適切に処分をされない恐れがあります。回収後の不用品を一般のごみステーションに捨てたり、山中に廃棄をしたりするケースも実際にあり、依頼者に対しても責任が問われる可能性があるのです。

会社住所や固定電話などの情報が、はっきりしているかどうかもチェックポイントです。特に巡回型の不用品回収業者の場合、このような情報が確認できず、携帯電話の番号のみが連絡を取る手段になっていることがままあります。
トラブルになった時にも逃げられ、泣き寝入りとなる恐れがあり、そのようなリスクが考えられる業者を、積極的に利用する理由はないと言えるでしょう。

無料回収を謳っている不用品回収業者にも注意しましょう。タダで不用品を回収してもらえるのは魅力的な宣伝文句ではあるものの、それに釣られてしまったことで思わぬ被害に遭う事例も存在します。無料というエサで釣っておきながら、いざ回収をする段階になってから費用を請求してきたり、しかもその額が法外な値段だったりすることもあるのです。
さらに悪質な業者ですと、トラックから降ろすための費用までも請求することがあります。

見積もり作成をしてくれない業者も、悪質行為を行う危険性をはらんでいます。真っ当な不用品回収業者ですと事前見積もりにも対応してくれますが、悪質業者は見積もりを出したがりません。高額請求を目論む業者からすれば、見積もりという証拠がない方が都合は良く、口頭の説明だけで適当にはぐらかそうとしてくるのです。
そのような業者はトラブルになる可能性が大と言えますし、料金を曖昧にするような相手には依頼を行わないのが得策と言えるでしょう。